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青汁は子供も飲んで大丈夫?

緑黄色野菜が含有する豊富な天然の栄養素が詰め込まれた飲料の青汁、それらの宣伝手法の影響もあってか、比較的年齢が高い方々の健康飲料のイメージが根強く感じられます。
果たして子供が飲んでも大丈夫なのか、この素朴な疑問を検証してみましょう。

青汁はβカロチンが豊富ですが、これは緑黄色野菜が含有する身体に良いとされる成分を粉末状に精製した健康飲料です。
処方箋を必要とする薬品では無く、自由に手軽に入手出来る事で、日々新たな愛飲者を増やし続けています。

天然成分である野菜の有効成分ですから、基本リスクの懸念も小さく、高い安全性が約束されていると判断しても間違いはありません。
ですがこれはあくまで身体的な成長期を過ぎた、大人達基準の話である点が見過ごせません。
成長過程でまだ身体的に未完成な幼い子供、あるいは体内の状態が激しく変化を見せる思春期の子供達に関しては、青汁の突出した有効成分が、必ずしもプラスとは言えません。

特に未成熟な幼い子供達は、体内に採り込んだ成分を、自力で正しく吸収処理あるいは排泄する力を、十分持ち合わせてはいません。
例えば市販薬など、子供は成人の1/2の服用などと明記されていますが、根底ではこれと共通するリスク回避が求められます。

青汁自体は特にアレルギー体質との相性の不合致さえ無ければ、害となる飲料ではありませんが、その効能の度合いを子供の身体が受け切れないケースが想定されます。
更には味覚的にも子供の下は苦みを嫌いますので、健康に良いからと周囲の大人達が無理矢理飲ませる事は、決してお薦め出来る行為とは言えないのです。

青汁自体は安全性に富んだ健康飲料ですが、その優れた数々の含有成分は、時に幼い子供、成長過程の子供にとってはキツ過ぎる懸念が拭えません。
もちろん乳幼児に青汁を与えることも控えたほうが良いでしょう。
飲むという行為自体にリスクは殆ど感じられませんが、無理矢理子供に薦めるべきではないでしょう。